Hegel H80S

HEGEL社は、1997年にノルウェーで設立されて以来、高品位な製品ラインナップで国際的にオーディオファイルに高く評価されて来ました。日本国内では知る人ぞ知るですが、欧米での高級機メーカーとしての知名度には高いものがあり、微細なディテール表現と、鮮度感と臨場感あふれる描写力をもつハウスサウンドで、高い評価を築いています。
H80Sを使ってきて得難い魅力と感じているのは、高い解像感が、細身の(痩せた)音になってしまわずに鮮度感と両立されているところです。回路的には、フィードフォワード補正回路によりリアルタイムに歪成分をキャンセルするHEGEL社独自の特許技術「Sound Engine」を実装し、能率の低いスピーカーの駆動にも不足を感じさせないダンピングファクター1000以上を誇る75W＋75Wの出力を持ちます。フロントパネルは無垢アルミから削り出された、特徴的な所謂Hegel 曲線を描くミニマリスティックなもので、電源ボタンは下面に隠されています。なお、H80S（定価18万円）は、H80（定価28万円）からDACを除いた日本限定のC/Pの高い機種でしたが、残念なことに後継機種のH90では出力が60W+60Wにグレードダウンされてしまいました。一方、本邦未導入のH120 ($3000 USD) は、75W+75Wを維持しているようです。

今回、オーディオ関係の断捨離のためにお譲りしたい商品は、専用室で非喫煙環境下で大事に使ってきました。非常に綺麗な状態でほぼ未使用に近いとも言えるコンディションと思いますが、とくに神経質な方はご遠慮ください。

■最大出力：　75W + 75W（8オーム）
■アナログ入力：　XLRバランス　1系統、アンバランス入力 RCA　2系統
■可変アナログ（プリ）出力：　RCA　1系統
■スピーカー出力：　バインディングポスト 　1ペア
■周波数特性：　5 Hz ～100 kHz
■S/N比：　100dB以上
■高調波歪率：　0.01%以下（50W, 8オーム ,１ kHz）
■ダンピングファクター：　1000以上
■外形寸法：　430 (W) x 80 (H) x 310 (D) mm
■重量：　9.4 Kg　
付属品:　取扱説明書、電源コード、及び、リモコン

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#プリメイン
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