輪島塗 牡丹文様 内蒔絵 蓋付き椀 菓子椀 溜塗内黒 天然木 本漆

【牡丹文様 内蒔絵 蓋付き椀 菓子椀 2客】
輪島塗 溜塗内黒
天然木 本漆
時代物 骨董

蔵出しの品です。
江戸後期～明治初期の内蒔絵の蓋付き椀 菓子椀です。

【内蒔絵】
蓋を開けた時のことを考えて作られたこのお椀。
お椀の蓋をそっと持ち上げて裏返すと、目に飛び込んでくる華やかな金銀蒔絵。
外から見ると溜塗のシンプルな仕上げですが、蓋を開けると優美な蒔絵が出てくる仕掛けになっています。

〈外側は溜塗〉
朱塗を塗ったあとに透き漆で仕上げることで表れる「あずき色」
溜塗の魅力は、2層の重なりが奥行きのある色を作り出すところです。

〈内側は黒塗に金銀蒔絵〉
蓋を開けると、見込みと見返し(蓋の裏)に牡丹文様の蒔絵が広がっています。内蒔絵と言われるものです。
金銀をふんだんに使って描かれており、角度を変えると金銀の輝きが変化します。

落ち着いた色調、手にしたときの質感、艶やかさ·····今もなお美しく、洗練された上品さが感じられます。

【寸法】(約) 口径 13cm 高さ 8.2cm(蓋まで)

【状態】
見込みと見返し(蓋の裏)の金彩のごく一部にわずかなスレがあります(写真11など)
高台の縁に1㎜ほどのキズがあります(写真12など) いずれも目立つほどのものではありません。

蒔絵の状態は大変良く、長い年月を経てきたとは思えないほどです。

★ お箱は付きませんのでご了承ください。
(撮影のみです)

時代物・骨董品がお好きな方、ご理解がある方のご購入をお願い致します。
細かなことが気になる方、完璧をお求めの方はご購入をお控え下さい。

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