★【書籍】キリシタン文献の国語学的研究（K_0706）

目次
序文
総論
　　第一節　キリシタン文献
　　第二節　キリシタン版の時期区分
　　第三節　研究史概観
　　第四節　近年の国語学的研究動向

第一部　　　宗教書の研究
　第一章　　『スピリツアル修行』
　　第一節　『スピリツアル修行』における待遇表現
　　　　　　ーーキリシタン時代の飜訳の一様相ーー
　　第二節　観念と思案と工夫と
　　　　　　ーー『スピリツアル修行』の飜訳態度についてーー
　第二章　　キリシタン版宗教書の用語
　　第一節　『サントスのご作業』の翻訳者とその用語
　　　　　　ーーパウロ養方とヴィセンテ洞院の文体についてーー
　　第二節　コンテムツスムンヂの用語
　　　　　　ーーローマ字本を比較するーー

第二部　　　不干ハビアンの著作
　　　　　　ーー文体と用語ーー
　第一章　　『天草本平家物語』
　第二章　　『妙貞問答』成立の一側面
　第三章　　『破提宇子』

第三部　　　ドミニコ会版の研究
　第一章　　潜伏キリシタンとドミニコ会
　　　　　　ーーマニラ版『ロザリヨの経』の背景ーー
　第二章　　コリャードの日本紀研究
　　第一節　南蛮柿をめぐって
　　　　　　ーー「コリャードの辞書」の覚え書きからーー
　　第二節　『羅西日辞書』の日本語
　　　　　　ーー出典から引用態度ーー

第四部　　　中国関係史料
　第一章　　新出資料マニラ版ドチリナキリシタン二種（一五九三年刊）について
　　　　　　ーードミニコ会の布教姿勢との関連においてーー
　第二章　　漢訳ドチリナの音訳語について
　　　　　　ーー邦訳ドチリナに於ける本語との関係からーー
第五部　　　資料管見
　第一章　　「武功夜話」の文献学的管見
　第二章　　『落葉集』解説から
　第三章　　「耶蘇」という宛字について
　　付録　　キリシタン関係研究文献目録
　　あとがき
　　人名索引

■形態：横16.5×縦22.5×厚3.6㎝　厚表紙　函
■頁数：518頁
■著者：小島幸枝
■発行者：前田昭
■発行所：武蔵野書院
■発行日：平成6年1月30日初版発行
■定価：15,000円
■状態：函/シミ・ステップラー針錆　厚表紙・背/良　天・地・小口/シミ強　中頁/良、但しドッグイヤー折れ痕（角折）多い
■発送：ヤマトコンパクトにて発送　

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