【セミアーリーエルクハート期】バックStradivariusトランペット37G

【セミアーリーエルクハート期】バックStradivariusトランペット37G B♭管です。

20年前にレッスンを受けていたプロ奏者から譲り受けましたが、その時点でも既にレアになっていた銅の割合が高めのゴールドブラスになります。現在のコパーベル(赤ベル)に、より近い色合いで、音も太めで豊かな響きがします。

Stradivariusはロングセラー商品のため製作時期によって品質が異なりますが、ブランドの評価を高めた品質が担保されているのは急速に製作工程の自動化が進む前(バルブケースのロット刻印が右手側から左手側に変わる前)の楽器になります。

特に大ストライキで職人が大量に辞めて以来、品質の低下(品質ムラの激しさ等)が顕著になっているので、この時期以降のStradivariusを試奏無しで購入するのは大変危険です。私が試奏した最近のStradivariusの中にはヤマハのスチューデントモデルより鳴らない楽器もありました。

もし購入するのであれば新品も含めてなるべく多くの中から試奏選定する事をオススメします。

一方、セミアーリーエルクハート期以前のStradivariusはクリアラッカーの点状の剥離とサビが発生するのが特徴で、この個体もバルブケースを中心にその現象が見られますが、全体的には比較的ラッカーは残っている方だと思います。

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種類···トランペット

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